顧客情報管理システムの目指すところ
顧客との繋がりを継続するためのツール-顧客情報管理システム。
とかくホームページ、SEOと、新規顧客開拓ばかりエネルギーを費やしてしまいがちですが、新規顧客獲得のコストは、いろいろなケースはあるとは思いますが、既存顧客の維持費用の4~5倍以上と言われています。
その費用は、最終的にはお客様からいただくものですから、商品、サービスの価格に反映されることになります。
付加価値が薄くなるのか、仕入値を下げたり、従業員、または外注を酷使して原価面を下げるのか。いずれにせよ身を削るようなハードな仕事となってゆきます。
仮に、新規顧客獲得できたとしても、貴社の商品・サービスに不満を持ってしまうと、まず2度と戻ってきません。
そこでビジネスでまず第一に大切なのは、“既存客”満足ではないでしょうか。既存客の満足が得られれれば、継続的な関係で商品・サービスを買ってもらえ、その顧客がさらに顧客を紹介してくれます。
そして顧客が「ありがとう」と感謝してくれることが、従業員の満足とやりがいが高まり、さらに輝いた付加価値サービスを提供し顧客もさらに感謝してくれる。
そんな好循環を探り、目指すツールの一つとして顧客情報管理システムの意義があるのではないでしょうか。
厳しい景況下ながらそんな好循環を実現している活用法をレポートしてゆきます。
2012年12月15日 | |
カテゴリー:顧客情報管理活用